2007年7月9日月曜日

ブレイク

陶芸を始めてから2ヶ月が過ぎた。ちなみに週1での教室。
最初の一回目はひもつくりといって、土をロープ上にして陶器を作っていくやり方。
生まれて初めての作品はおたふく風邪を引いた顔のように片方が膨らんでとっても不恰好。
その湯のみで腕の筋肉が鍛えられる?!と思うくらい重い。

この後から電動ろくろをはじめる。
作業工程はまず土練り。
先生はいとも簡単にばったばったと土を練り上げあっという間に気泡が抜けキメ細やかなバランスのよい粘土ができあがる。私は先生のやる3倍の時間をかけて練りあがる。
この土練りはとても大切。ここで手抜きをすると形を作る時に土がすぐへたり、窯で焼いたときひび割れやゆがみを起こす原因となるのでここは真剣勝負となるわけだ。

土が練りあがったらいよいよ電動ろくろの登場。
ろくろの中心にどしゃ!っと土をたたきつけ動かないよう中心に押さえつける。
中心が決まると静止しているように見えるのでそれまでがんばって押し付ける。
水を使い土殺しの始まり。怖い表現、土殺し。。。
土殺しとは、ゴーストの映画の中でろくろを回しているシーンを思い出すとわかりやすい。
土を上げ下げし、より土を均一にし中心を決めていく作業。
これがまた難しい。水分がなくなると土をあげたときにプチって切れちゃうから慎重に。

今通っている教室の先生は日本人でイギリス仕込の陶芸家。
なのでイギリス式の教え方。
ろくろも日本とは逆周り。土殺しも日本とはちと違う。
日本で習っていた人には細かいところの勝手が違うようで苦労をしているように見えたり見えなかったり。

土殺しを3回行って(私は練習のため先生の目を盗んで4,5回する)

いい感じになったら土の中心に親指を当ててぐぅーっと穴を開ける。
ここで中心の穴がずれるとおかしな厚さの器が完成。失敗となる。
こっち薄くてあっち厚いみたいな。

ぐぅーっと穴を開けたらそのまま土をつまんで中を広げる。
そして厚みを均等にし仕上げ、完成。

完成までの説明がやけに短縮なのは、まだ私が理解しない部分が多いからだ。
厚みを均等にする作業がどういうものなのか、うまくできない。。うまくできたい。。

そして3ヶ月目に突入。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

2ヶ月で電動ろくろが使えるようになられたんですね。すごい。私も日本で習っていましたが、なかなかうまくできませんでした。
次回の作品楽しみにしています。